悩むっていうのは、思うように行かずに苦しいとかしんどいっていうのが続いていることですよね。
じゃあ、それってどういう状態になっているのかっていうのをまずは聞いてください!
自己不一致 理想と現実のずれ
悩んでいるときに、どんなことになっているのかというと・・
悩んでる=理想と現実が食い違ってる!
です。
理想の自分と現実の自分の不一致。
本当はこうありたいのに、現実の自分はそうじゃないという状態。
現実の自分とは
この現実の自分というのがちょっとくせものでして、事実ということではありません。
ここで現実の自分と言っているのは、セルフイメージ(自己概念)だと思ってください。
自分が自分をどう捉えているかということです。
私たちは、セルフイメージ通りの経験をします。
悩んでいるということは、理想(こうありたいということ)と、セルフイメージが食い違っている状態ということです。
理想の自分とは
理想についても、こんがらがりやすいです。
こうありたいと思っていることが、実は望みではなく、世間的な理想であったり、こうあるべきだったり、と混同しやすいんです。
ここで言う理想というのは、本当の本当の意味で自分自身が望む「なりたい自分」ということです。
理想と現実のずれのパターン
理想と現実が食い違っているのにも、いろいろなパターンがあります。
が、大まかに2つのケースについて書いてみたいと思います。
ケース1. 理想が勘違い
理想と思っているものが、本当の望みでないケース。
例えば、お金があったら幸せになると考えているとします。
お金がほしい。
例えば、次のようにイメージしているとします。
お金があったら、やりたいことができる。
お金があったら、やりたくないことをしなくて済む。
逆に言うと、やりたいことがしたいし、やりたくないことはしたくないわけです。
本当に欲しいものは、心の自由だったりします。
なのにお金がほしいと思っているから、頑張って働かなければと考えます。
お金は手段であるはずが、目的みたいになっている。
目的と手段は間違いやすいよ、というお話はコチラ
したくないことをするのじゃなく、したいことをしたい。
周囲を気にしたり、無理をしたりせず、自分がここちいいと思えるように過ごしたい。
はずなのに、望みと逆のことをするんです。
自由を犠牲にして理想と思っている方へ走り続けます。
だから、本当の理想から遠ざかっていくわけです。
自由がほしいはずなのに、自由を放棄してお金を求め続けるっていう。
本当の望みに気づいていないと、たとえお金を得たとしても、望みが叶っていないので、さらにお金が欲しい、と頑張り続けます。
ケース2. セルフイメージが低い
頑張っても頑張ってもうまくいかないという経験を繰り返したり、ある程度自分に向き合っていくと、本当の望みに気づき始めます。
でも、セルフイメージが低いと、無力感に操られてしまいます。
自分の力では状況を変えられると信じられないため、恐れで前に進むことができません。
こんな考えに襲われるのです。
お金がなくなったら・・・
今より状況が悪くなったら・・
人にどう思われるだろう・・・
うまくいくはずない・・
悩み解消 = 理想の自己と現実の自己の統合
理想と現実が一致していることを自己一致と言います。
なりたい自分とセルフイメージを統合して一致することです。
幸せになるというのは、自己一致するということです。
上の2つのケースは、理想と現実が不一致の状態。
この不一致というのは、心の中のイメージ上の不一致です。
事実がどうかっていうことより、イメージが全て。
私たちはセルフイメージの通りの現実を経験します。
セルフイメージが低いと、高い理想には自分はふさわしいと思えません。
自分にふさわしくないことは、叶いません。
だから、欲しいけどムリという経験をします。
理想の状態になっていないから悩むのではありません。
望むことが分かっていて、そこへ向かっている途中だと感じていれば、悩んではいません。
むしろ理想の状態を楽しみにして、ワクワクしているはず。
叶うと思っているから。
つまり、悩んでいるということは、なりたい自分とセルフイメージが、何らかの形で食い違っていて、理想には近づけないと無力を感じているということです。
こういったイメージのほとんどが無自覚なのに、そのイメージで全て決まってしまうというのが実際です。
なりたい自分になるためにかかせないこと
なりたい自分とセルフイメージが一致するために、必要なことはコレ。
① 本当の望みを知る
② 本当の自分を知る
本当の意味で私たちが望んでいることが何なのかを分からないまま探し続けても見つかりません。
目の前にあっても気づけません。
そして、本当の自分を知れば低いセルフイメージが不当なものだと分かります。
すると自然に自己一致します。
これが、本当の自分になるということ。
だから、自分を知るということが最重要課題です。
自分を知ることがとてもとても大切。
自己探究は、幸せの探究でもあります!
by ハレラカ
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