私たちは、悩んでいて今とてもしんどい状況にあっても、新しい一歩を踏み出すよりは、現状維持しようとします。
安定を強く望むからです。
変化そのものがストレスになります。
自分が好きな生き方の方へ踏み出す方法についてです。
苦痛に耐えるか、恐れと戦うか
今の環境や、やっていることが苦痛で、不満を抱えていても、私たちは現状にとどまろうとします。
例えば、職場に不満がある。
でも、そこをなかなか辞めようとはしないし、環境を変えるために行動したりとかもしない。
ものすごくストレスを抱えてたとしても、なにかを変えようとはしません。
変わってくれることを期待している。
それは、恐れや不安があるからですね。
離職するとしても、仕事が見つからないかもしれないし、今より環境がさらに悪くなるかもしれない。
環境改善を申し出ても、自分の立場がまずくなるからしたくない。
そんな感じで苦痛の中にい続けるわけです。
先が読めない不安な状況に強い恐れを感じるからです。
苦痛を耐えるしかないのか?
恐怖に立ち向かって、現状を飛び出すのか?
どっちも嫌だよー。
どっちを選んでもしんどいじゃん。
っていうのが、悩んでるときの状態ですね。
だから、身動きできなくなるわけです。
未来の不安に対する恐れ
- 不満や苦痛を感じているなら、今つらいんだから、苦しいのは事実。
- 未来に対する恐れは、もしかすると起きるかもしれない悪いことを心配しているわけなので、苦しさは事実じゃない。
それなのに
苦痛確定の現状を選んで、楽しくなるかもしれない未来にノーと言うわけです。
論理的に考えたら、そうなんですが、やっぱりこわくてひるみますです。
変化を恐れるのは、生物学的に考えてごく自然なこと。
現状苦痛であっても、不満であっても、慣れ親しんだ知ってる方を選びたいんです。
知ってる方=安心
恐れは敵じゃない
もちろん危険を冒して、無鉄砲なことをする必要はないです。
でも、恐れの意味をちゃんと知れば、必要以上に恐れて苦痛の中にとどまり続けることはないのです。
恐れを感じると、私たちは目をそむけようとします。
だから、こわいもんはこわいままです。
恐れの役目は、あなたの注目をうながすことです。
ハイ、注目 ここよく見て!
と言っています。
恐れを感じるのは、ネガティブビリーフがあるからです。
こういうやつ
- 未知のものは危険
- もっと悪いことが起きるかもしれない
- きっとうまくいかない
- 自分にはムリ
注意して恐れのもとをよく見ると見つかります。
こわいから、目を閉じていると恐怖はつのるばかり。
ビリーフ(観念)と感情の関係については、ココ読んでね。
ほんとうは未知のことというのは単純に
まだ体験してない。
ただ、それだけの意味しかありません。
こわいと考えるのはビリーフ。
体験したことのない未知の世界には、今まで知らなかった楽しいことや生きがいだってあります。
恐れから目をそむけるのは、可能性から目をそむけることです。
残念すぎるでしょ?
ビリーフ次第で、未知ってわくわくにもなりうるのです。
恐れは、
あなた、そのビリーフどうなの?
とあなたに問いかけているのです。
こわいのは「恐れ」の感情や未知の世界ではなく
そのビリーフです。
そのビリーフ持ってると、行きたい方へ行けないんだから。
望みや理想を諦めて、苦痛の中にとどまりつづけるのを想像すると・・
めちゃこわいですねー。
恐怖を感じたら、コレ思い出して!
めっちゃこわいビリーフ持ってるよー。
恐れの感情は、望みに近づけなくするビリーフがあるよっていうサインです。
苦痛に耐える必要もないし、恐れと戦う必要もありません。
望む生き方の方へ、ちいさい一歩を踏み出してみてね。
恐れは味方だよ。
by ハレラカ
コメント