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行動の動機は2つ。いやな気分は不快ベースの行動が理由

私たちが、行動するときの動機は2種類です。

快か不快か。

このどちらを理由にして行動するかによって、結果が決まります。

もくじ

行動の動機は2つ。快か不快か

行動の動機は、快・不快のどちらかです。

「愛か恐れか」という言い方をよくされます。

ここでは、快・不快と表現することにします。

快ベースの行動

快をベースとした行動は、こんな感じ。

  • 気分がいいから、散歩する
  • おいしいから、野菜を食べる
  • 気持ちがいいから、早起きする
  • おもしろいから、本を読む
  • たのしいから、仕事する

不快ベースの行動

不快をベースとした行動は、こんな感じ。

  • 運動しないといけないから、散歩する
  • 栄養を摂らないといけないから、野菜を食べる
  • 規則正しい生活をしないといけないから、早起きする
  • 勉強しないといけないから、本を読む
  • 怒られないように、仕事する

不快ベースというのは、不快を避けるための行動

行動の内容は同じでも、動機が違うんです。

快ベース・・・いい気分だからやる

不快ベース・・・不快な気分を避けるためにやる

同じ行動をしても、エネルギー消費量と行動後の気分が違ってくるのは、イメージできそうですよね?

快ベースのときって、やろう!ってがんばらなくっても勝手にやってしまいます。

行動して、いい気分を味わいます。

不快ベースはどうでしょう。

行動するのに、よいしょとエネルギーがたくさん必要になるし、やっててもいい気分ではないですね。

でも、行動しなかった場合に起こりそうないやな結果を避けるために、行動するわけです。

不快ベースは複雑

快ベースの行動って、すごくシンプル。

たのしいから、うれしいから、気分いいからやる。

やりたいからやる。

それだけ。

けれど、

不快ベースの方は、やりたいからやるんじゃないですね。

起きてほしくないことを避けるために、やろうとするんです。

  • やるべきだから
  • 将来のために
  • きらわれないように
  • 正しいから

めちゃエネルギーがいるし、疲れるし、いい気分じゃないし。

やらなきゃやらなかったで、自己嫌悪したり。

複雑なんです。

いい気分

動機によって結果が決まる

快ベースでやることは、いい気分につながります。

当然ですね。

不快ベースでやることは、不快な気分につながります。

おかしいな。

不快を避けるためにやっているのに、不快につながるなんて。

具体例で考えます。

何か資格を取った方がいいから、勉強します。

何かしら手に職をつけた方がいいと思うから。

そんなことを考えているときは、やりたいからやるんじゃなく、不安を回避したいからやるんです。

これは不快ベースです。

やりたいことじゃないんで、なかなか身が入りません。

やらなきゃとプレッシャーばかり感じて、行動に移せないってこともよく起きます。(プレッシャー)

やらなきゃとプレッシャーを感じていると、やりたいことや娯楽は、やっちゃいけない気分になって我慢しようとします。(抑圧)

その結果、やりたいこともやるべきこともできなくなります。(罪悪感、もやもや、欲求不満)

やりたくてやっている人は、自然に実行して前進するので、そういう人たちと比べて、自分はダメだとか感じる。(劣等感)

フラストレーションを晴らすために現実逃避して、どうでもいいことをします。
見たいわけでもない動画を見たり、ネットやSNSなんかで、時間を費やして気を紛らわせたりします。(焦り、後悔、無力感)

こうやってどんどん複雑になります。

さまざまな不快感を味わいます。

挫折しちゃう場合も多いです。(自己嫌悪)

自律心を発揮して、苦痛を伴いながらも資格取得という目標は達成するかもしれません。

それで、資格を取ったにも関わらず、その資格を何にも生かせなかったとしたら?

努力は何だったのか、となります。(無意味感)

また安心できそうな別の何かを探します。(不安)

いい結果を望むなら、いい気分の選択をする

何をするか、ではなく、どんな理由(気分)で行動するかで結果が決まります。

私たちは、いい結果を期待して行動します。

そのいい結果とは?

私たちは、何か特定の目的を果たそうとします。

いい会社に入るとか、お金を得るとか、結婚するとか、人に気に入られるとか・・

そうしたら、いい気分になれると考えているから。

いい気分になりたい。

それが、ほんとの望みですよね。

快・不快の快の方を、私たちは味わいたい。

目的達成してもいい気分にならなかったら、意味ないです。

いい気分になりたいから、いろんなことするんです。

快ベースなら、

やりたいからやってるんだから、その時点で正解。

楽しいから勉強してるとすると、無理して努力するわけもなく、自然にやっちゃうのでムリしてやってる人よりも、どんどん身に付きます。

その結果、その知識や技術を生かしやすくもなります。

何をするかではなく、快と不快のどちらベースで行動するかが、結果を左右します。

感情の役割についてもう少し知りたい方はコチラ

フォーカスしたことが経験することというお話はコチラです。

不快ベースの行動は、不快な結果につながるのです。

このように私たちの行動の動機は、快ベースか不快ベースかの2つだけ。

そして、驚くほどに一日の行動の大半が不快ベースになっています。

不快ベースの選択をして、その結果が不快につながるので、また不快を避けるための行動をするというのを繰り返します。

これからは、いい気分を行動の動機に切り替えていきましょう!

自分を知って、ハッピーになろう。
by ハレラカ

いい気分

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