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感謝できない理由

感謝は、おかげに気づいてうれしーなーとこころが動く
その気持ちなのだ。

と前回お話しました。

だが、しかし

感謝できない問題は解決してないのであります。

今回は、なぜ感謝できないのかを深掘ってまいります。

もくじ

感謝できない理由

感謝は、しようと思っていたらできません。

感謝は本来はできるとか できないとかいうものじゃないです。
感謝はすべきもんでもなくて、わいてくるものというのが大前提です。

その上で、感謝の気持ちがわかないのはなぜか。
それは一言で言うならば・・

受け取っていないから!

受け取ってないものに感謝の気持ちはわきませんね。

感謝っていうのは、気持ちです。

こんな感じの流れ。

受け取る→うれしいなぁ、ありがたいなぁ(感謝)

だから、受け取らないことには始まりません。

受け取っていないっていうのはどういうことかっていうのをもう少し言うと・・

  • 受け取りモードになっていない(感じるモード)
  • 感じるモードじゃなければ、何かが起きても感謝はわかない
  • うれしいことに焦点が当たっていない(プレッシャーとか、感謝すべきor足りないものなどに焦点が当たっている)
  • うれしいことをキャッチしないで素通りしている(当たり前になっている。失ったときにありがたみを感じる)
  • 感謝するべきと思っている (したくないのにしなくてはいけない。できない、感謝できることがない、感謝する能力がない、ないにフォーカス)

では、ひとつ具体例を考えてみます。

すごくおいしいケーキを買ってきたとしましょう。

そして、SNSや動画を観ながらケーキを食べる。

満足度はいかほどでしょうか。
あれ、もう食べ終わってしまった。どんな味だったかな。

ってことよくありません?

繊細で複雑な味わいを感じ取れてはないですね。

では、今度は違うバージョンを想像してみてください。

ケーキに合うおいしい飲み物をいれます。
そして、素敵なお皿を選んでケーキをのせます。
テーブルの雰囲気も整えて・・
一口ずつていねいに味わってみます。
ケーキの見た目や舌ざわり、香りも楽しみます。

別のものに注意を分散することなく、余計なことを考えることもなく
ただ目の前のケーキを味わうことに集中します。

はい。
どっちがよろこびをたくさん感じられるかは、想像にやすいですよね?

私たちは、いつも注意を分散して、目の前にあることをキャッチして味わうことをしていません。

だから、いつも何か足りない感じがするんです。

これが、本当の意味では受け取っていないってことです。
受け取ってない=味わってない。

それで、何かいいこと起きないかなぁなんて思う。

いいことが起きるのを期待しても感謝はやってきません。
目の前にあることを純粋に受け取って、ちゃんと味わったときにわいてくるのが感謝の気持ちだから。

ないものに焦点を当てているときは、感謝の気持ちはわいてこないのです。

受け取れない理由

じゃあ、今あるものを受け取ればいいんですが、話はそう簡単じゃないです。
受け取らないのにもちゃんと理由があります。

理由は、いろいろあります。

例えばこんな感じ

  1. 感謝すべきと思っている
  2. 感情をオフにしている(思考優勢、傷つき)
  3. フォーカスがずれている(未来や過去、不安・不足、プレッシャー)
  4. 信用できない(トラウマ)
  5. 罪悪感を感じている
  6. 自己価値感が低い
  7. 恩恵に気づいていない(当たり前すぎてキャッチせずスルー)

など・・
そして、また一つ一つ人によって事情が異なります。

それぞれ見ていくと、とても長い文になり過ぎてしまうので、上記のうちいくつかだけ簡単に見てみます。

例えば、こんなケース。
だれかに親切にしてもらったとしましょう。
でも、純粋に受け取ることができません。

素直に受け取っちゃったら、なんか見返りを求められるのでは?とか、裏があるのでは?と感じる(信用できない)
うれしくないのにお礼を言わなくてはいけないとか、同等のお返しをしないといけない、とか(感謝すべき)
相手だって大変なのに迷惑をかけてしまって申し訳ない・・(罪悪感)

こんな風にして自分のもとにやってくる出来事を受け取れないわけです。

だから、自分自身が受け取れないのは、どんなパターンなのかを見つめてみてください。

どんな抵抗がありますか?

感謝のプレッシャー、感情の強制

何かしてもらったとき、義務感やプレッシャーを感じることも多いと思います。

それは、小さいころから当たり前のように感謝を強要されてきたからです。

例えば、大人になにかもらったときに子供はきょとんとしてたりします。
すると親はすかさず「ありがとうは?」とか言いますよね。
ありがとうと思っているかどうかはおかまいなく、ありがとうと言うことを当然のように求めてくる。
そういう経験を何度も何度も繰り返すうちに感謝は感じるものじゃなく、すべきものなんだと無意識に刻み込まれたわけです。

もちろん親の方に悪気はなく、それが正しいしつけとか教育なのだと思い込んでいます。

だから、多くのひとは、感謝すべきと思っています。
何かしてもらったらありがたいと思うべき。それが常識という風に感じている。
だから、ほかの人に対しても してもらったらありがたいと思うべきだと当然のように求めます。

こういうことをよく聞きませんか?

もっと恵まれない人たちもいるんだよ、ありがたいと思いなさい。
感謝が足りない。
せっかく人がしてくれてるんだから・・
誰のおかけで・・

感謝しないなんて非常識、と言わんばかり。

だから、私たちは常識的であろうとします。
ありがたかろうが、ありがたくなかろうが関係ない。
自分がどう感じているかなんて関係ない。

感謝しなきゃ=本当の気持ちを否定する、という結びつきになっている。

すると、何かしてもらうのが有難迷惑に思えたりすることもあります。

  • 感謝にはちょっとプレッシャーじみた一面もある
  • ありがとうと言わなきゃいけない
  • ありがとうと思えないことを後ろめたく思う、罪悪感
  • 余計なおせっかいされたくない
  • うれしくないのにありがとうと言わなくてはいけない
  • 喜んで見せなきゃ
  • お返ししなくては
  • 人の好意を無下にしてはいけない

こういったことを考えていたら、自分がどう感じているかなんて味わってられないんです。

「ある」ものを受け取っていない(ほんとの意味で(こころで)受け取っていない。味わっていない)

感謝の方法

それでは改めて感謝の方法について考えます。

感謝はするもんじゃないと言いました。
なので、感謝の気持ちがわいてくるのを邪魔しない方法だと思ってください。

  1. 感謝が何かを知る(感謝についての思い込みを取り払う)
  2. 感謝すべきというとらわれを一旦忘れる
  3. うれしいことに気づく(フォーカス、出来事や状況を受け取る)
  4. 味わう(自分の感覚・感情を受け取る)

味わう→わいてくる この図式。

ありがたいと思わないといけないと自分の気持ちを無理に捻じ曲げようとするのは違います。

それは、自分を傷つけること。

本当は苦痛なのに、本当は傷ついているのにあなた自身までが、それを無視しては感謝の気持ちなど生まれないのです。

自分の気持ちをありのままにちゃんと受け入れる。

今あるものにあるものにフォーカスするということ。
うれしいことにフォーカスするとうれしいこと(感謝したくなること)が起きます。

フォーカスしたものが現実化する仕組みはコチラ

まとめ

受け取りましょう(気づく、味わう)というお話でした。

※注意:ありがたいと思おうとか感情を操作しないっていうのがみそです。
 そんなことできないし、味わうことからフォーカスが逸れるから。
 ジャッジ(思考)は横に置いて、味わう(感覚・感情)ことにフォーカスしましょう。

おまけ:
感謝の感覚が分からない時、 こんな風に想像してみて♡
「感謝してる自分ってどんな気分かな?いい気分だろうなぁ」
by ハレラカ

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