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ハグは自前でやる!セルフハグとセルフよしよし

ハグにはいい効果があるのは知られていますね。
セルフでも効果あるよ、というお話。
どんどんハグして、ついでにセルフでよしよしもやろう!

もくじ

セルフハグの効果

セルフハグ、つまり自分で自分をハグするのです。

何がいいのかと言いますと、いい気持ちになります。

その他の効果はこんな感じ。

セルフハグの効果

気分がアップする
不安や落ち込みの軽減
自尊心の向上
コルチゾール軽減
NK細胞数増加と活性化

コルチゾールは、体の働きに非常に重要なホルモンですが、ストレスを受けた時に過剰に分泌して、NK細胞は減ります。

なので、ざくっと言うとハグの効能として、ストレスが抑制されて免疫アップが期待できるってことですね。

そして、ある研究では腕をクロスして組んだ状態では、体の痛みの感覚が緩和されるということが分かったそうです。

セルフハグは、腕をクロスしますから、同じ効果があるということのようです。

”セルフハグ”と”セルフよしよし”のやり方

ハグ編

方法

腕を体にまわして自分を抱っこします。

肩や胴体、あるいは首や頭に片方の手をまわしたり。

いろいろ試して、ここちよいポジションを探してください。

セルフハグしながら、「ありがとう」とか「お疲れー」とか声掛けするのもよい効果が期待できます。

いつ・どこで?

お風呂の中
布団の中
歩きながら
立って
座って
いつでも

よしよし編

よしよしって、要するに肌をやさしく撫でるんです。よしよし、と。

ハグしながら、肩周りをさすったり、頭や首をなでたり、ポンポンとするもよし。

できれば皮膚に直接触れる方がここちよさを感じられると思います。

ゆっくりやさしく。ここちいいなーと感じられるようにさすってみてください。

おススメしたいのは、手の甲を撫でること。

これなら、いつでもどこでもできます。ハグとセットじゃなくても、ぜひ試してみて。

ほわわーんとした心地よさが味わえると思います。

やり方は、一方の手のひら全体でもう一方の手の甲をしっかり覆うようにしてやさしく行ったり来たりさすります。

速度はゆっくりです。

私の場合

私の今のところのお気に入りのハグは、椅子に座って右手は左肩へ、左手は右わき腹。

頭を傾けて左肩に乗せる。

そして、左右に体をゆっくり大きめに揺らす。

頭や肩をさすったり、ぽんぽーんとかします。

そして、簡単バージョンはコレ。

両手を反対の二の腕に当てて、上下にさすります。

これなら、いつでもどこでもハグ&よしよしできます。

自分に合った、ここちのいいやり方を見つけてくださいね。

セルフハグ

皮膚感覚とホルモン

皮膚は「露出した脳」とも言われます。

それは、皮膚と脳は元は同じ細胞から作られるからです。

赤ちゃんは、五感の中でも最も早く皮膚感覚を発達させます。

皮膚から得る情報は、脳へダイレクトに伝わり、心身の発達や情緒の安定性、社会性などに大きく影響することが分かっています。

だから、肌に触れることは、とても大切なのです。

大人だって同じ。

マッサージやエステ、整体、美容院、あるいはスポーツのレッスンや病院の受診なんかも、こうした触れ合いを知らず知らずに求めて通うのかもしれませんね。

ホルモンの分泌

そして、肌に触れられるとオキシトシン(俗称:愛情ホルモン)が分泌されます。

(実は、触れられた側だけでなく、触れた側にもオキシトシンは分泌されます。)

オキシトシンというホルモンのレベルが上昇すると、愛着や信頼感が増し、やさしい気持ちになります。

コルチゾール抑制による不安軽減の効果も。

さらに、セロトニンを分泌する神経の活性化やドーパミン(報酬系)にも影響しますので、気分がいいとか意欲や快感を感じます。

幸福感をもたらす主な脳内物質が、この「オキシトシン」、「セロトニン」、「ドーパミン」と言われています。

これはハグするしかないですよね。

ペットがいるなら、ペットをハグするのもあり!

うちのペットは、めだかなのでハグができませんから、私は時々散歩中に木をハグします。

だけど、セルフハグはとっても便利なツール 。

自分の都合のいい時に、好きなようにできます。

触れるということは、幸福感にとても影響するということをお分かりいただいたところで、セルフでハグなんて・・・と言わず、ぜひともハグとよしよしをたくさんして、幸せ気分をアップしてください!

参考文献:
Dreisoerner et al., 2021. Self-soothing touch and being hugged reduce cortisol responses to stress: A randomized controlled trial on stress, physical touch, and social identity

Gallace A, Torta DM, Moseley GL, & Iannetti GD (2011). The analgesic effect of crossing the arms

セルフハグ

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