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「覚悟できない」をどうするか【覚悟の意味】

覚悟って、精神力で何が何でもやり通す、みたいなことじゃない。

頭でむずかしく考えて、物事を複雑にしなくてもいいんじゃないかな。

絶対にあきらめちゃいけない、とか、気合いだ!みたいなことを、考えれば考えるほど、覚悟なんてできません。

シンプルにやりたいことをやる、そうしよう!って決めることだと思うんです。

前回、コミットメントのお話をしたんですが、今日も関連しているお話を・・。

もくじ

覚悟ができない

自分の人生、このままじゃ違う気がする。

でも、何をどうしたらいいか分からないし、覚悟とかそんな勇気もないとか思ったりしませんか。

覚悟ができない時、ふたつ理由があるのかなと思います。

  1. 単純に、覚悟ってどういうことなのかつかめない
  2. 決断が怖い

なので

まずは、覚悟ってなんなのかを考えてみたいと思います。

覚悟の定義

覚悟って、自分の人生をどう生きるかを決めることだと思うんです。

個の存在としての自分の命には、終わりがありますよね。

終わるのは知っているんだけど、本当に自覚しているかというと

なんか現実味がないと思うんです。

「死」に現実味がないとき、「生」もぼんやりします。

だから、なんとなく昨日までと同じ毎日をくり返せてしまいます。

でも、終わりを本当にありありと実感したときは、自分の命を生き切りたいって思います。

自分という存在をもう二度と経験できないと分かったら、この自分を最大限発揮して表現したり、経験したりしたい。

この命を何に使いますか?

〇〇じゃないと生きる意味がない

ということに命をかける。

具体的なものや形というよりも、心もちがまず最初。

自分がどう感じたいのか。

私なら、楽しいんじゃなかったら生きてる意味なくない?

って思うんです。

やりたくないことをやって、がまんして生き延びるみたいなことなら、私にとっては生きる意味がないな、と。

そうしたら、自分が喜ぶ生き方をするっていう覚悟になったんです。

すると、決断はシンプルになる。

あれこれ、考えてこっちかあっちかみたいなことがなくて、私が喜ぶのはこれ。

みたいな。

楽しがりたい、おもしろがりたい、味わいたい

人生を楽しんで生きたい

自分のことが好きだと思える生き方をしたい

自分に生まれてよかったと感じたい

人生を楽しみつくしたい

こういうことは、みんな共通のはず。

楽しむぞと決めてからでないと、具体的にじゃあ何かをするって決められない。

どう生きるのか決心すれば、どうするのかはおのずと決まる。

具体的な目標や行動っていうのは、人それぞれにあります。

例えば、困難に立ち向かって目標達成することが喜びだと感じる人もいるし、会社を経営したい人もいれば、旅行ざんまいしたい人もいる。

だから、具体的な行動や他の人のやっていることにとらわれることはないんです。

根本の「自分が喜ぶ生き方をする」っていうのを、まず決めるんです。

すると、自分にとって何が重要なのかが分かる。

重要なことを最初に決めることで、毎回の選択で迷うことはない。

シンプルな決断ができるようになる。

かごの鳥 覚悟

覚悟という言葉の本来の意味

ここで、覚悟という言葉の意味についてちょっと考えます。

元々は、仏教用語で「悟る」こと。

「覚」も、「悟」も、両方「さとり」を意味します。

迷い(無明)から覚めて、悟りに至るということ。

頭の中で作り出した幻想の中に生きていることに気づくことです。

幻想に気づいていないということが、苦しみの根源なんだよ、っていう教えです。

頭の中の恐れにおびえて、幻想の中に閉じこもるのは終わりにして

目を覚まして、本当の喜びを求めて過ごしませんか。

覚悟はやっぱり怖い

やりたいことをしようとすると、くっついてくるやつ。

覚悟するのは怖い問題。

〇〇じゃないなら死んでもいいなんて思えない

ですしね。

死ぬ方にフォーカスしてたら、そりゃ怖くてフリーズしてしまう。

じゃなく、それくらい大切なことに、フォーカスをしようってことです。

その生き方以外は、生きる意味ないと思えるくらい大切な生き方を最優先するってこと。

それが覚悟。

怖さの正体を知るのがとても大事なので、こちらの記事も参考にしてください。

恐れは、避けたり戦ったりするもんじゃないよ、望みを達成するための味方だよ、というのを書いてます。

突然、質問します。

かごの中に住んでいる鳥だったらどうします?

自由のために、かごの外へ出て、飛び回って生きるか、

不安だから、かごの中で暮らすことにするか。

ちなみに安全を選ぶっていうのはムリです。

何を選んだら、安全かというのは、分かりえないからです。

外へ出て、餌を見つけるのに苦労するかもしれないし、

天敵に襲われるかもしれない。

かごの中にいて、ストレスで苦しむかもしれないし、

餌をもらえなくなるかもしれない。

確実な安全を選択することは不可能です。

かごの中にいるから安全とはいきません。

かごの中の人生は、飼い主次第。

安全・安定は不確実なもの。

でも、自分がこう感じたい・こういう存在(生き方)でありたいという選択は可能です。

頭の中の幻想にとらわれて、生きてるような生きてないような生き方をするんじゃなく、

いつか死ぬよってことをちゃんと受け入れて、バキッと目覚めて生きたいと

私たちは本能的に思うのです。

不安や恐れを基準に、環境がなんとかうまくいってくれることを期待して、受け身でこの人生を生きるか、

好きやうれしいを基準に、自分が主役兼監督として生きるか。

ほんとうの自分になって生きようとすると、自分の心が喜びます。

だから、自分が好きなこと、自分が喜ぶこと、自分が幸せを感じること

そういう生き方をすると決める。

それが覚悟するということ。

自分を生きると覚悟すると、自分が喜ぶのはどういうことなのかが見えてくるよ。
by ハレラカ

かごの鳥 覚悟

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