「なんで分かってくれないの?」にさようなら|Iメッセージですれ違いを防ぐ伝え方

分かってほしい相手に、分かってもらえる伝え方」というタイトルのイラスト。ベージュの背景に、微笑みながら手を差し出す女性と、青い吹き出しが描かれている。Iメッセージによるやさしい伝え方を表現している。
もくじ

1. そのモヤモヤ、言葉にしてる?

「なんで分かってくれないのよ〜!」

って、心の中で叫んだこと、あるよね?

でもちょっと待って。ちゃんと“言葉”にしてる?

日本人って「察して文化」の達人。

空気を読む、雰囲気で感じ取る…それが美徳だったりする。

でもね、これって実は、

「テレパシーで会話してる」くらいの難易度なのだ。

たとえば、職場で上司から仕事を頼まれたとき。

  • Aさん:「信頼されてる!やる気出る〜!」
  • Bさん:「なんで私?ヒマな人いるでしょ!」
  • Cさん:「失敗したらどうしよう…不安すぎる…」

同じ出来事でも、受け取り方は三者三様。

つまり、相手の気持ちなんて、エスパーじゃない限り分からない!

なのに、「言わなくても分かってよ!」って思っちゃう。

これが、すれ違いの始まりなんだよね。

2. 伝えてるつもりが、責めてるかも?

「いやいや、ちゃんと言ってるし!」って思ったあなた。

ちょっとだけ、振り返ってみて。

その伝え方、もしかして…

  • 「なんでそんな言い方するの?」
  • 「いつもそうだよね」
  • 「あなたってほんとに…」

…って、相手を主語にしてない?

これ、いわゆる Youメッセージ

「あなたが悪い」「あなたが変わるべき」って聞こえちゃう。

責められた相手はどうなるかって?

だいたいこんな感じ…

  • 反撃モードON
  • 「分かったフリ」発動
  • 会話からフェードアウト

つまり、あなたの気持ちを受け取る余裕なんてゼロ!

3. 魔法の伝え方「Iメッセージ」

そこで登場するのが、Iメッセージ

臨床心理学博士トマス・ゴードンが提唱した、心の潤滑油みたいな伝え方。

主語は「わたし」。

自分の気持ちを、自分の言葉で伝えるスタイル。

たとえば、相手の言い方にモヤッとしたとき。

  • Youメッセージ:「その言い方何なの?」
  • Iメッセージ:「そう言われると頭がパニックになって焦っちゃうから、もう少し優しく話してもらえると嬉しいな」

ね?

責めてないし、お願いしてるだけ。

しかも、協力を求めるスタンスだから、相手も受け入れやすい!

4. 偽物のIメッセージにご注意!

「私はそういう言い方、よくないと思う」

これ、一見 Iメッセージっぽいけど、実はYouメッセージの変装!

裏には「あなたの言い方が悪い」ってジャッジが潜んでる。

5. 本音に気づく勇気

じゃあ、どうすれば本物のIメッセージが使えるの?

まずは、自分の気持ちに気づくこと。

「その言い方イヤだな…」の奥にある感情って?

  • 悲しい?
  • 見下された気がする?
  • 大事にされてない気がする?

それが本音。

そして、それを言葉にする勇気が必要なんだ。

「悲しい」「助けてほしい」「大切にしてほしい」

…って、分かってほしい相手ほど言いづらいよね。

でもね、勇気を出して伝えてみると、

意外とすんなり受け入れてもらえることもあるんだよ。

6. まとめ:
分かってほしいなら、
まず自分を分かってあげよう

  • 言葉にする
  • 批判しない
  • 自分の気持ちに気づく
  • 本音を伝える勇気を持つ

この4つが、すれ違いを防ぐ魔法のしずく✨

あなたの気持ちは、あなたにしか分からない。

だからこそ、まずは自分を分かってあげてね。

そして、優しく、素直に伝えてみよう。

きっと、心の水面がふわっと揺れて、

相手の心にも、やさしい波紋が広がるはずだよ。


分かってほしい相手に、分かってもらえる伝え方」というタイトルのイラスト。ベージュの背景に、微笑みながら手を差し出す女性と、青い吹き出しが描かれている。Iメッセージによるやさしい伝え方を表現している。

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