朝、目覚めたときに「ふぅ…今日もがんばるかぁ」と思えるかどうか。
実はその気分、セロトニンという脳内物質が大きく関係してるんです。
セロトニンは別名「幸せホルモン」。
分泌されると、心が安定して、やる気も出て、夜はぐっすり眠れる。
逆に不足すると、ぼーっとしたり、気分が沈んだり、眠れなかったり…。
そんなセロトニンを味方につけるための、3つの習慣をご紹介します!
セロトニンが、気分をとっても左右します。
なので、セロトニン分泌を活性化させて、気分をアゲよう!っていうおはなしです。
セロトニンってなにもの?
セロトニンは、脳内の神経細胞たちが「おーい、次これやって!」と情報を伝えるときに使う伝達物質。
朝、太陽の光を浴びることで分泌がスタートし、日中ずっと働いてくれます。
その働きはというと…
- 自律神経のバランス調整
- 覚醒状態の維持
- 精神の安定
- 痛みの感覚をやわらげる
まるで、体と心の司令塔みたいな存在なんですね。
セロトニンが足りないとどうなる?
セロトニンが不足すると、こんなことが起こりやすくなります。
- 朝起きられない
- 頭がぼんやりする
- 気分が沈む
- 寝つきが悪い
- 頭痛がする
しかも夜になると、セロトニンを材料にして「メラトニン」という睡眠ホルモンが作られるので、セロトニンが少ないと眠りの質にも影響が出ちゃうんです。
セロトニンを増やす3つの習慣
ここからが本題!
セロトニンを増やすために、今日からできる3つの習慣をご紹介します。
① 朝の光を浴びる
セロトニンは、目の網膜が光を感じることで分泌されます。
だから、朝起きたらまずはカーテンを開けて、太陽の光を浴びましょう!
ポイントは「目に光を入れること」。
肌に当てる必要はないので、窓辺でぼーっとするだけでもOK。
蛍光灯では効果が薄いので、できれば自然光を。
曇りの日でも、外の光は室内よりずっと強いんです。
② リズム運動をする
リズム運動とは、一定のリズムで繰り返す単調な動きのこと。
- ウォーキング
- 深呼吸(ヨガや瞑想も◎)
- 咀嚼(よく噛む、ガムを噛む)
朝のウォーキングは、光も浴びられて一石二鳥!
しかも、光を浴びてから14〜16時間後にメラトニンが分泌されるので、朝の活動が夜の眠りにもつながるんです。
ちなみに、貧乏ゆすりもセロトニン分泌に関係してるらしい…!
(イライラしてるときに無意識にやるの、理にかなってたのかも?)
③ セロトニンの材料を食べる
セロトニンは、トリプトファンというアミノ酸から作られます。
でも、トリプトファンは体内で作れないので、食べるしかない!
さらに、ビタミンB6がないとセロトニンに変換されないので、セットで摂るのが大事。
トリプトファンが多い食材(100gあたり目安)
- 赤身肉(豚ヒレ、鶏むねなど):約280〜290mg
- 魚(マグロ、鮭):約250〜270mg
- ナッツ類(アーモンド、くるみ):約200mg以上
- 大豆製品(豆腐、納豆、豆乳):約50〜250mg
- 乳製品(チーズ、牛乳):約45〜300mg
- バナナ:約290mg
ビタミンB6が多い食材
- 肉・魚(特にレバー)
- バナナ
- にんにく・しょうが
- 発酵食品(味噌、酒粕など)
ちなみに、酒粕はB6が豊富!
私はバナナベースのスムージーに、酒粕、米麹甘酒を入れて、毎朝セロトニンチャージしてます🍌✨
まとめ:
セロトニンは
「ふつうの暮らし」で増える
セロトニンを増やすには、特別なことをする必要はありません。
- 朝、光を浴びる
- 日中、体を動かす
- 食事で材料を摂る
この「ふつうの暮らし」が、実はセロトニンを育てる最強の方法なんです。
腸内環境も大切なので、食物繊維や発酵食品も意識してみてくださいね。
「分かってるけどムリ〜」
なあなたへ
朝起きて光を浴びる、運動する…
うん、分かる。でもムリ。って思う気持ち、すごく分かります。
そんな方のために、次回は「実験してみたよ編」をお届けします。
私のゆるっと実践記録、ぜひ参考にしてくださいませ〜!
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