前回は身体の症状の意味について考えました。今回はじんましんの症状に関するケースについて考えてみたいと思います。
じんましんとは
赤く腫れ、強いかゆみを伴います。
通常はしばらくすると症状は消えてしまうけれど、症状がなんども繰り返される。
刺激に誘発されるものや特定の原因が分からないものがあるようです。
症状について感じていること(例)
あるケースで、じんましんについて感じていることはこんな事でした。
症状があるとどう感じる?
→ 不快
何が不快に感じる?
→ かゆいし、赤くなって見た目が不快
じんましんがあるせいで、できないことはある?
→肌が見えるようなこと。サウナとかプールとか。裸になれない。
じんましんが治ったら?
→自信が持てると思う。
症状の理由
皮膚は自分とそれ以外の物を分離するものです。
皮膚にトラブルがあるということは、自分と他人の境界に問題を抱えているということです。
自分をオープンにしてしまうと、ひどく傷つけられてしまうと恐れているのかもしれません。
外側を恐れていると同時に自分自身のことを否定しています。
皮膚にトラブルがあると、人と近づきすぎることを避けます。
素の自分を見せないでいるために、その症状が役に立っているなら、頭ではもちろん治ってほしいと思っているけれど、無意識では治ったら困ると思っているのかもしれません。
(自我は今のままのあなたでいさせようとします。自我についてはコチラ)
--- 以下は、書籍より抜粋してまとめたものです。
皮膚は自分をどのように評価しているかを表します。
肌のトラブルは、自分自身に対して恥の感覚を持っているということです。
他の人たちが自分のことをどう考えるか、自分に対してどんな判断をするかということばかりを気にしています。
ありのままの自分を受け入れられず、自分を拒絶しています。
他人の影響を受けやすい。
他者と結びつかない言い訳として皮膚のトラブルが起きています。
自分に対する見方があなたを苦しめていると知ることが必要です。
何かが欲しくてたまらないのに、そう感じることを否定しています。
誰かあるいは環境のせいで何かができないと感じています。
誰かを傷つけること、または誰かが自分を悪く思うのではと心配して自分の欲求を否定しています。
その欲求が本物ならば、すぐさま行動しましょう。
じんましんは、自分の限界を超えた状況に直面して、強烈な感情を持った時に表れます。
心に感情がたまっているということ。
自我と心のあいだで、このまま続けるのか、解決するのかという葛藤があったときに起こります。
自分の能力や才能を信じていません。
限界や障壁を作っています。
こだわりを手放してリスクを引き受けましょう。
心に従ってください。
--- 以上、「自分を愛して!」から抜粋。
(おのころ心平さんによると、父親を許せないことも関係しているかもしれません)
ここに記したことは参考として、あなたの症状は何をあなたに伝えようとしているのか、ご自身の心にぜひ聞いてみてください。
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