停滞感を抜けるカギ。摩擦というサインの受け取り方

心の摩擦をあらわす歯車のイラスト

恋愛がうまくいかない、仕事がいやだ、自分に自信がない……
頑張ってるのに空回りして、イライラ、もやもや。

でも、どうすればいいのか分からない。
気づけば昨日も今日も、同じことの繰り返し。

こんなとき、周りの人にイライラしたり、 あるいは「自分がダメなんだ」と責めたくなるかもしれません。

でもそれは、心の中で相反する気持ちが押し合いしている状態
つまり、“心の摩擦”が起きているサインなんです。

今回は「摩擦」という視点から、しんどさの正体を一緒に見つめてみましょう。
そこには、ほんとうの自分に戻るためのヒントが隠れています。

もくじ

心の摩擦とは?
“ほんとうの自分”と“偽物の声”の押し合いっこ

「摩擦」と聞くと、物理の授業を思い出す人もいるかもしれません。
机の上で消しゴムをこすって「熱っ!」ってなる、あれです。

でも今回のテーマは、心の中の摩擦
つまり、“望み”と“観念”がぶつかっている状態のことです。

【例1】やりたいけど、怖い
「絵を描いて発信したい!」というワクワクする望み。
でも「下手だと思われたらどうしよう…」という観念がかぶさってくる。
結果、描こうとすると手が止まり、投稿も下書きのまま保存。

【例2】好きなことを仕事にしたい。でも…
「好きなことで生きていきたい!」という本音。
でも「やりたいことはお金にならない」という観念がブレーキをかける。
心の中ではアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態。
そりゃあ、進まないし、エンジンから煙も出るわけです。

【例3】恋愛で深くつながりたいのに
「誰かと深くつながりたい」という本音。
でも「重いと思われるかも」「私は愛されない」という観念が邪魔をする。
結果、素直になれず、不安ばかりがつのり、自己嫌悪に陥る。

こんなふうに、摩擦は“本来の自分”と“古い観念”の衝突から生まれます。
そしてこの摩擦こそが、しんどさや停滞感の正体なんです。

日々の小さな摩擦があなどれない

「夢を追う」とか「恋愛の悩み」みたいな分かりやすいテーマじゃなくても、 日常の中には、気づかれにくい摩擦がたくさんあります。

【例】今日も何もできなかった…って落ち込む日
やりたいことはあるのに、なぜか手がつかない。
気づけばスマホを見て、YouTubeをはしごして、 「今日も逃げてたな…」と自己嫌悪。

でもこれ、ただの怠けじゃないかもしれません。

「本当は休みたい」という望みと、 「ちゃんとしなきゃ」「成果を出さないと価値がない」という観念がぶつかっている。 その摩擦が、しんどさや逃避という形で現れているんです。

【例】人の頼みを断れない
「今日はゆっくり休みたい」 でも「断ったら悪いかな」「嫌われたらどうしよう」と思って、ついOKしてしまう。
そのあとモヤモヤして、「私ってダメだなぁ」と自己否定ループへ。

こういう“小さな摩擦”は気づきにくいけれど、 じわじわと心のエネルギーを削っていきます。

摩擦が行き詰まりを生む理由

しんどさの正体は、 ほんとうの自分の望みと、 偽物の声(=観念)が、心の中で押し合いしている状態。

ここで言う“偽物の声”とは、 過去の経験や誰かの言葉から生まれた「こうあるべき」「こうしなきゃ」などの思い込みのこと。
本当の気持ちとはズレているけれど、つい信じてしまう声です。

「やりたい」「進みたい」って気持ちはあるのに、 「でも無理」「失敗する」「そんなの甘い」「嫌われる」って声がかぶさってくる。

このとき、心の中はまるで——
壊れたコンパスを持って旅に出ようとしてるみたい。

コンパスの針がぐるぐる回って、どっちへ進んだらいいかわからない。
観念の声が、進むべき方向を見えなくしてしまうんです。

「こっちかな?」と一歩踏み出そうとすると、 偽物の声が「違う!危ない!」って引き戻してくる。
結果、前にも後ろにも進めず、 その場でぐるぐる回って、疲れて、座り込んでしまう。

でもね、ほんとうの自分の声は、静かだけど正確に方向を示してくれます。
そのほんとうの声に従わない限り、どこに進んでも「なんか違う…」って感じがつきまとって、 結局また同じ場所に戻ってきてしまうんです。

摩擦が起きると、自己否定が始まる

摩擦が起きると、嫌な気分が生じます。
すると多くの場合、私たちは「何かを直さなきゃ」と思ってしまう。

だらしない生活をなんとかしなくちゃ
人に嫌われないようにしなくちゃ
期待にこたえなくちゃ
もっと努力しなくちゃ

つまり、今の自分や状況にバツ印をつけてしまうんです。

これはバツな状態にフォーカスが当たってる状態。
すると、次もまたバツな状態がやってきます。

フォーカスしたことが現実になるお話は👇で書いてます。

「観念」は、ほんとうの自分じゃない

たとえば—— 「絵を描いて生きていきたい」という気持ちは、心の奥から湧いてくる“ほんとうの自分”の声。
でも「でもお金にならないし…」という声がかぶさるとしたら、 それは親や社会、過去の経験から刷り込まれた“観念”かもしれません。

摩擦が起きているとき、 その片方はいつも「ほんとうの自分」なんです。

この本当の自分の声に従ったとき、停滞感や自己嫌悪のループから抜け出す道を示してくれるのです。

しんどさは、ほんとうの自分に戻るサイン

しんどい、もやもや、イライラ……
これは、心の中で摩擦が起きてスパーク(火花)が発生している状態。

変わろうとか、直そうとかしなくて大丈夫。

ただ、「あ、今、摩擦があるな」って気づくだけでいい。
それだけで、心の中の流れが少しずつ変わっていくから。

しんどいときは、まず自分を責めるのではなく、 「どんな摩擦があるのかな?」とやさしく見つめてみよう。
そこには、本来の自分に戻るヒントが隠れてます。

摩擦があるということは、 ほんとうの自分がちゃんと存在している証拠なんだから。

心の摩擦をあらわす歯車のイラスト

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