【やる気の正体】行動の動機は2つだけ ~“ぷるるん”と“ゴリゴリ”の気分エンジンが人生を左右する話~

「やる気の正体」というタイトルのイラスト。左側には笑顔の赤い「ぷるるんエンジン」が描かれ、右側には不安げな表情の灰色の「ゴリゴリエンジン」が描かれている。背景は左が淡い黄色、右が淡いグレーで、2つの気分エンジンの違いを視覚的に対比している。
もくじ

はじめに:
やる気ってどこから来るの?

「やらなきゃ…でも動けない」

「やりたいことなのに、なぜか腰が重い」

そんなとき、あなたの中で“どのエンジン”が始動してるかがカギなんです。

行動の動機には、2種類のエンジンがあります。

  • 快ベース → ぷるるんエンジン(気持ちいいからやる)
  • 不快ベース → ゴリゴリエンジン(イヤなことを避けるためにやる)

エンジン紹介:
あなたの行動を動かす“気分エンジン”たち

あなたの行動を動かしているのは、2種類の「気分エンジン」。

どちらのエンジンが始動してるかで、行動の質も、結果も、気分も変わってくるんです。

快ベース:
~ぷるるんエンジン

このエンジンは、まるで陽気な軽トラ。
エンジン音は「ぷるるん♪」って感じで、アクセル踏まなくてもスイスイ進む。

「やろうよ〜♪」って、気分が勝手に前に進んじゃう。

気持ちよさが燃料だから、走ってるだけで楽しい!

  • 気分がいいから自然に動ける
  • 努力というより、ノリとリズム
  • 燃料は「楽しさ・好奇心・心地よさ」
  • エンジン音:「ぷるるん♪」

例:

  • 散歩 → 空気が気持ちいいから
  • 勉強 → 面白いから
  • 仕事 → 楽しいから

不快ベース:
~ゴリゴリエンジン

こっちは、ちょっと古めの重機エンジン。
始動音は「ぐぉぉぉ…」で、セルを何回も回さないと動かない。

「やらないとヤバいよ…」って、プレッシャーが燃料。
進むには大量のエネルギーが必要で、走ってても重たい。

しかも、燃費が悪くて、すぐにガス欠になる。

  • やらなきゃ…というプレッシャーで動く
  • 燃料は「不安・義務・恐れ」
  • エンジン音:「ぐぉぉぉ…」
  • 短距離用なのに、人生のマラソンに投入されがち

例:

  • 散歩 → 運動しないとヤバいから
  • 勉強 → 落ちこぼれたくないから
  • 仕事 → 怒られたくないから

快ベースと不快ベースではこんなに違う

不快ベース発ゴリゴリエンジンの旅:
どんよりランドへようこそ

不快ベースのエンジンで出発すると、行き先はだいたい「どんよりランド」。

出発時点から重たいし、目的地も曇ってる。

しかも、道中にはこんな看板が立ってるんです:

看板①:
プレッシャー峠

「やらなきゃ…」という思いが、ずっと背中を押してくる。
でもその手、優しくない。ゴツゴツしてて痛い。
峠を越えるには、気力と体力を大量消費。

看板②:
娯楽禁止トンネル

「楽しいことしてる場合じゃない!」っていう自己規制ゾーン。
好きなことを我慢して、暗いトンネルをひたすら進む。
トンネルの中では、笑い声も聞こえない。

看板③:
自己嫌悪の沼

「できなかった…」「サボっちゃった…」という思いが、ぬるぬるした沼に変わる。
足を取られて、前に進めない。
しかも、沼の底から「ダメな自分」が引きずり込もうとしてくる。

看板④:
現実逃避の分岐点

「もう無理!」ってなったとき、道が分かれる。
SNSの森や動画の谷に迷い込むパターン。
一時的には気が紛れるけど、出口が見えない。

不快ベースだと
うまくいかない理由

ゴリゴリエンジンの限界:
短距離用なのにフルマラソン走らされがち

不快ベースの行動って、そもそも「やりたくないけど、やらなきゃ」っていう「不安・義務・恐れ」が燃料。

つまり、スタート地点からテンション低め。

しかもこのエンジン、瞬発力はあるけど持続力がない。

設計上は“100mダッシュ”用なのに、なぜか人生のフルマラソンに投入されがち。

しかも、目的が「不快回避」だから、達成したとしてもスッキリしない。

ケース①:
うまくいったけど、気分はビター

  • 資格試験、なんとか合格!
  • → でも達成感ゼロ。
  • →「あれ…なんで取ったんだっけ?」
  • → 使い道もない。
  • →「努力って…何だったの…?」(無意味感)

ケース②:
うまくいかなかったら、沼にダイブ

  • 勉強しようと思ったけど、集中できない。
  • → 娯楽を我慢して、気分はどんより。
  • → 結局サボって、自己嫌悪の沼へ。
  • →「やっぱり自分はダメだ…」(劣等感)

ケース③:
途中でエンストして、現実逃避

  • 「やらなきゃ!」って気合い入れてスタート。
  • → 途中で疲れて、SNSの森へ迷い込む。
  • → 気づいたら1時間経過。
  • →「何してたんだろ…」(後悔・無力感)

そして、うまくいかなかったら自己嫌悪の沼へダイブ。

こうして、「やったのに報われない」って気分が積み重なって、気分はどんより。

次の行動もまたゴリゴリエンジンで出発…という無限ループ。

不快ベースのゴリゴリエンジンは
“非常用”として使おう!

このエンジン、瞬発力はあるけど、長距離には向いてない。

だから、人生のメイン動力にするのは危険!

  • 締め切り前のラストスパート → OK!
  • 火事場の馬鹿力 → OK!
  • 毎日の習慣づくり → NG!

快ベース発ぷるるんエンジンの旅:
気分が目的地になる

ぷるるんエンジンは、行動そのものが気持ちいい。

だから、努力してる感覚がないのに、結果がついてくる。

  • 勉強 → 面白いから続く → 身につく
  • 仕事 → 好きだから工夫する →成果が出る
  • 習慣 → 気持ちいいから続く → 自然に定着

目的地は「いい気分」。

だから、旅の途中も楽しいし、ゴールも嬉しい。

まとめ:
どっちのエンジンで人生を走る?

人生は長距離マラソン。

ゴリゴリエンジンは非常用として使って、

日常の旅はぷるるんエンジンで進もう!

あなたの今日の行動、どっちのエンジンで始動してる?

気分が燃料になるって、ちょっとした哲学だけど、すごく実用的なんです。


感情の役割についてもう少し知りたい方はコチラ

フォーカスしたことが経験することというお話はコチラです。

「やる気の正体」というタイトルのイラスト。左側には笑顔の赤い「ぷるるんエンジン」が描かれ、右側には不安げな表情の灰色の「ゴリゴリエンジン」が描かれている。背景は左が淡い黄色、右が淡いグレーで、2つの気分エンジンの違いを視覚的に対比している。

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