感謝できない人はしあわせになれない
感謝できない人は成功できない
なんてよく耳にしますよね。
感謝が大事なのは分かった。感謝できるもんならしたい。
でも、感謝の気持ちなんてわかない、どうやったら感謝できるかも分からない!
ということで、感謝の本質について考察してみましたよ。
【結論】感謝はするもんじゃない、勝手にわいてくるもんだ
感謝は感情であって、心の反応だから操作するものではありません。
ですが、「感謝しなさい」「ありがたいと思いなさい」「感謝できない人間はダメだ」みたいなことがよく言われています。
そういった「感謝はすべきもの」っていう刷り込みのせいで、何か義務みたく感じてる人も多いです。
でも、感謝は義務でも強制されるもんでもないです。
押し付けられたら拒否反応が起こってしまうのが人のさがってもんです。
この辺のところを明確にしておいた方がいいと思うので、ここで改めて「感謝」という言葉の意味を考えたいと思います。
感謝と言う言葉の意味
まずは改めて「感謝」という言葉の一般的な意味を確認してみます。
感謝とは、恩恵や厚意に対してありがたいなー、うれしーなーと感じること。
その気持ちを表すこと。
それでは、続けて英語で感謝を意味する言葉も見てみることにします。
- appreciation 認識する、わかる、価値を置く
- thankfulness
- gratitude ←gratus/grat=please , pleasing,thankful, thank=think 感謝の心、ふるまい、ありかた 感謝の態度 感謝の心を忘れずにみたいな
- gratefulness よろこび、ありがたさ
総合的にみると、感謝の気持ちや態度、分かること・認識することっていうことですね。
感謝は中国語から来た言葉ですが、やまと言葉で表現するとするとどんな言葉になるか私なりに選んでみました。
「おかげ」: 陰。 見えない何か(かげ)の力が働いて導いてくれたということ。
庇護の意味から→恩恵の意味に変化
「うれしい」: うれ=心、裏、奥
おかげさまなことが起きて、そのことで心が動いて喜びを感じるっていうことが感謝だと思います。
感謝のほんとうの意味
そこにある物や事をそのまんまに受け取ってちゃんと味わったときに湧いてくる気持ち
感謝は自然に湧いてくる感情なのです。
重要なのは、わいてくる前に受け取るってこと。
受け取って味わったら勝手にわいてくるのが感謝の気持ちです。
感謝しようとしないでください。
それは、感情の操作です。
感情は操作はできません。むだです。
そして、感謝しなければなんて考えていたら、せっかく目の前にあるものからフォーカスが 逸れてしまいます。
フォーカスが逸れたらありがたいものもありがたいって気づくことができないから。
あるものをキャッチして味わうことができなければ、感謝なんて起こらないです。
うれしくないことに感謝しなくていい。
心が自由でないと感謝なんてわいてきません。
次回は、感謝できない理由を考えます。
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