1. 「どう感じた?」に答えられないのはなぜ?
カウンセリングの中で、私がよく聞く質問があります。
「その時、どう感じました?」
でも、返ってくるのはだいたいこんな感じ。
「○○はおかしいと思う」
「△△するべきだと思う」
「状況がこうだったから…」
うんうん、分かる。でもそれ、ぜんぶ“思考”なんです。
“感情”じゃない。
この「思う」と「感じる」がごちゃまぜになる現象、実はけっこうあるある。
頭の中でぐるぐる考えてるうちに、心の声がどこかに行っちゃうんです。
そして、イヤな気分だけが残る。
でもその“イヤ”の正体が分からない。
まるで冷蔵庫の奥で忘れられたタッパーみたいに、感情が放置されてるんです。
2. 偽物の感情にご用心!
思考がつくる“ニセモノ感情”の正体
悩みの根っこには、だいたい感情がいます。
でもその感情、ちゃんと本人に気づかれてないことが多いんです。
例えば…
- 「彼は私に会いたくないんじゃないかと思う」
- 「上司ならもっと気を配るべきだと思う」
- 「辞めるべきか続けるべきか迷う」
これ、ぜんぶ“考えてる”こと。
“感じてる”ことじゃない。
本当は、
悲しかった
さみしかった
甘えたかった・・・
そんな気持ちが、心の奥にちょこんと座ってるのに、頭が先回りして蓋をしちゃう。
まるで、感情が「ねえねえ、ここにいるよ〜」って手を振ってるのに、思考が「今ちょっと忙しいから後でね!」ってスルーしてる感じ。
3. 本当の気持ちに気づいたら、世界が変わる
抑えた感情は、しれっと人生に出てくる
感情って、抑えても消えません。
むしろ、こっそり人生に忍び込んできます。
怒りを抑えてると、なぜかイライラする出来事ばかり起こる。
さみしさを見ないふりしてると、やたら孤独を感じる場面に遭遇する。
これ、偶然じゃないんです。
心が「そろそろ気づいて〜」って、人生にヒントをばらまいてるんです。
そして、気づかないままだと、同じパターンを何度も繰り返す。
転職してもまた人間関係で悩む。
恋愛してもまた冷たくされる。
まるで、人生が「もう一回いくよ〜!」ってリピート再生してるみたい。
腑に落ちた瞬間、現実がふわっと変わる不思議
でもね。
本当の感情に気づいた瞬間、世界がふわっと変わることがあるんです。
例えば…
- 昨日まで意地悪だった先輩が、急に「今まで厳しくしてごめんね」って言ってきた。
- 苦手だった同僚が、突然会社に来なくなった。
- 何度言っても片付けなかった子供が、何も言ってないのに片付けてた。
えっ、魔法?って思うかもしれないけど、これは心の変化が現実に反映された結果。
環境が変わってないのに、問題が問題じゃなくなる。
それって、すごくない?
🌸まとめ:
今の気持ち、ちゃんと聞いてあげよう
もし今、もやもやしてるなら。
まずは自分にこう聞いてみてください。
「どう感じてる?」
その答えが、あなたの心の奥に眠ってる“ほんとの気持ち”かもしれません。
そしてそれが、人生のリモコンを握ってる感情だったりするんです。

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